文字や文章を読み理解する能力を高めるための指導・支援
読解が苦手な場合には、関係する可能性のある要因を観察・検討してみましょう。苦手な文字は「かな」なのか「カナ」なのか、それとも「漢字」なのかを観察して何をどの程度苦手にしているかを検討しましょう。また、単語等の理解については、具体的な単語と抽象的な単語の理解に違いがあるか、助詞の理解に困難はあるのか等が分かるとどのような教材を用いるとよいのかが分かります。文章については、長い文章の理解が苦手なのか、短い文章でも理解が困難なのか、文章の内容の把握ができているか、文章中の指示語の理解ができているか、文章の内容の把握ができているか、文章中の指示語の理解ができているか、説明文と物語文のどちらの読解が苦手か等のつまずきの段階や要因を明らかにする必要があります。その上で、文章や段落ごとの関係を図示する、重要な箇所に印を付ける等の指導・支援を通じ、読解のための手段を身に付けられるようにします。
【文責:岡本 邦広(「教育支援資料」を参考)】