研修講義の活用事例
長野市立山王小学校特別支援教育研修会での活用
校内の教員研修において、発達障害教育情報センターWebサイトの紹介と研修講義「ちょっと気になるが出発点~発達障害のある子どもたち」が活用されました。
研修参加にあたっては、研修講義を視聴する中で、自分が関わる子どもの中で一番「気になる子」を思い浮かべながら視聴することが指示されました。具体的には、研修講義の視聴の中で、実際の対象となる子どもの学習面、行動面、対人関係のポイントから、学び方の特徴・特性や集団生活での難しさの実態について考え、それぞれの子どもの特性に応じた学びやすい方法の工夫について整理し、発表しあうという流れで研修が行われました。
研修後の意見としては以下のようなものがありました。
(原文のままを一部抜粋)
視聴後の感想
- 具体的に解説されていて,クラスのこどもの状態に重ね合わせて考えられる内容だった。他の講義内容も参考にして、個々の子どもたちに向き合っていきたい。
- 同じ診断名であっても一人ひとりの特性により、その症状の出方が違うので、支援も個々により違うということがよくわかった。とても分かり易くよく編集されていた。
- コンテンツの講義は、入門編としてとても分かり易かった。よく編集されていると思った。-具体的な支援のアイディアが出てきそうに感じた。
今後必要な内容
- コンテンツについては、誰でも いつでも研修できそうなので、そのやり方で発信を続けてほしい。コンテンツを紹介してもらったことに感謝。
- 居ながらにして、中央の最先端情報が得られるのは素晴らしい。指導の実際の様子も見ることができるとありがたい。 (児童は後ろ向きでも、顔にモザイクでもよいので)
- それぞれの障害の特徴的な行動 (状態像)とその指導の方向を教えてほしい。
- 一部の先生だけが背負い込むのではなく、学校全体でのよりよい支援の仕方を内容とする講義内容を希望する。