(12)身体の動きがぎこちないことが気になります。
走り方がぎこちなかったり、ブランコに上手く乗ることができなかったりするなど、自分の身体を上手に使うことが難しい子どもがいます。また、不注意のために足元や周囲をよく見ておらず、転んだり物にぶつかったりする子どももいます。こうした子どもは、周りのお友達に身体を上手に動かすことができないことをからかわれたり、失敗経験を重ねたりすることで運動に対して苦手意識をもってしまうことがあります。まずはお子さんの好きな遊びを通して、身体を動かす楽しさを経験させることが大切です。トランポリンやシーツブランコなど、大人が子どもと一緒に楽しみながら身体を動かす機会を積極的につくりましょう。また、ボールプールなど、手足の動きがぎこちない子どもが、そうでない子どもと同じように遊べる遊具の活用も自発的な運動を促進します。