(2)特別支援教育の制度は、どのようになっているのでしょうか?
特別支援教育を推進するための制度については、以下のように制度が整備されました。
①盲・聾・養護学校を複数の障害種別を対象として教育できる総合的な特別支援学校に転換し、盲・聾・養護学校教諭免許状を特別支援学校教諭免許状に一本化する、②特別支援学校に地域のセンターとしての機能を位置づける、③学習障害(LD)・注意欠陥多動性障害(ADHD)を新たに通級による指導の対象とする。また、各学校における特別支援教育の体制整備としては、校内委員会の設置、子どもの実態把握、特別支援教育コーディネーターの指名、個別の指導計画や個別の教育支援計画の作成、教員の専門性の向上等が求められています。