その他の指導・支援

 LDに見られる困難は、いくつかの要因が重なり合って起こることがあることに留意する必要があります。例えば、位置や形をとらえることの困難により、相手の表情の変化が読み取れない場合があります。また、読み書きの困難によって語彙が乏しくなり、ソーシャルスキルの習得、コミュニケーション能力の発揮や対人関係の困難さとなって現れる場合があり、これらに対応することも重要です。
 さらに、LDにより自己評価の低下が見られる場合には、自己理解や自己有能感を高めることも大切です。これらについても、子どもの実態に応じて指導・支援をすることが必要です。

【文責:岡本 邦広(「教育支援資料」を参考)】