集団場面に入れるようにするための指導・支援

 集団の中に入れない場合、曖昧な状況だと何をすればよいか分らないのか、いつ始まっていつ終わるのかなど一連の活動の見通しが持てないのか、過敏性があるのか等の要因を、様々な場面で様子を観察して考えます。その上で、活動の内容を視覚的に提示すること、小集団でのゲームやロールプレイを通して適切な行動を理解させていくことや、周囲の子どもに自閉症のある子どもの特徴を理解して関わってもらうこと等で集団に入りやすくし、集団への不安を徐々に減らしていくことが望まれます。


【文責:岡本 邦広(「教育支援資料」を参考)】