(1)特別支援学級と通常の学級の違いは、何ですか?
特別支援学級と通常の学級では、まず学級に在籍する児童生徒の人数が違います。現在、特別支援学級は1クラス8名の定員、通常の学級は40名(1年生は35名)となっています(地域によっては人数がどちらも少ない学校もあります)。また、通常の学級は、小学校または中学校学習指導要領に則って、教科等の目標や学習内容が決まっています。特別支援学級は、原則として小学校または中学校学習指導要領に準ずることを原則としていますが、障害のある子どもの特性等を踏まえて「特別な教育課程」を編成することができ、より個に応じた学習内容や活動を行うことができます。特に特別支援学級では、通常の学級ではみられない指導領域として、障害の改善・克服をめざした「自立活動」を行うことが認められています。