(3)特別支援教育は、どこまで進んでいるのでしょうか?
文部科学省では、平成15年度より「特別支援教育体制整備状況調査」を実施しています。平成25年度の調査では、「校内委員会の設置」及び「特別支援教育コーディネーターの指名」は、幼稚園、小学校、中学校、高等学校全体では約87%、小学校と中学校ではほぼ100%となっています。遅れて体制整備が始まった幼稚園や高等学校においても、年々、整備が進んできています。いずれの教育の場においても、「個別の指導計画」や「個別の教育支援計画」の作成が進み、それを活用した具体的な指導・支援が行われることが期待されます。