就学・進学に関すること

(7)就学先を決めるのに迷っています。就学先を決める時に、留意することはどのようなことでしょうか?

 就学先の決定は、どの保護者にとっても不安が大きいものです。就学先決定で一番大切なことは、子どもの将来を見すえ、子どもにとっての特別な教育的支援は何かをしっかり把握しておくことです。また、障害の程度や特性の把握だけではなく、特別な教育的支援として何が必要か、学校の受け入れ体制はどうか等をしっかり把握することが大切です。現在、障害のある子どもの学びの場として、①通常の学級、②特別支援学級、③通級による指導(通常の学級に在籍し、定期的に通級指導教室で指導を受ける)、④特別支援学校があります。これらの学びの場の選択や決定にあたっては、何を基準にして判断すればよいか難しい問題があります。就学前に、学校を参観したり、各学校の特別支援教育コーディネーターに相談をしたりするとよいでしょう。