計算する能力を高めるための指導・支援

 計算に困難さがある場合には、数の概念の未熟さ、記憶力の弱さ、視覚認知面の課題、思考力の弱さ等が考えられます。つまずきの要因を明らかにした上で、数概念の拡大や計算の手順の獲得をねらいとして、絵カード等の教材を活用して理解を進めます。また、繰り上がり等の考え方について具体物を活用したり、筆算の際にマス目のあるノートを使ったり、記号を用いて手順を示したりする等の指導・支援を行います。

【文責:岡本 邦広(「教育支援資料」を参考)】