就学前

(13)特定のおもちゃで遊んだり、同じ絵本ばかり読んだりして興味が広がりません。

 子どもが、同じおもちゃなどで遊び続けることに対して、どうして飽きないのだろうかと不思議に感じることがあるでしょう。子どもが、同じおもちゃなどで遊び続けるといった行為は、その対象にじっくりと関わり、満足感や充実感を味わっているという意味では、今後の遊びを発展させていく上でとても大切なことです。一つのことを大事にしている子どもの気持ちをほめてあげましょう。一方、子どもが、他のおもちゃなどに関心が向きにくい理由には、扱い方(遊び方)がわからない、特定のおもちゃなどであれば他者と関わりがもちやすいなどといったことが考えられます。お子さんが、気に入っているおもちゃやそれに類似したおもちゃなどを介して楽しいと思える遊びの環境を作り、お子さんの他の遊びへの興味・関心を広げていけるとよいです。また、見慣れないおもちゃや絵本に不安を覚え、いつも同じものであることで気持ちが落ち着き、安心できる子どももいます。この場合は、お子さんの気持ちの安定を大事にしつつ、環境に新しいものを徐々に加え、そのことへの反応を見ながら、少しずつ新しいおもちゃや絵本への関心を引き出すようにしましょう。
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 発達障害情報・支援センター「こんな時、どうする?:Q1.おもちゃを使って遊ぼうとしないAくん」
 発達障害情報・支援センター「こんな時、どうする?:Q5.同世代の友達と遊ばないEくん」
 発達障害情報・支援センター「1歳半〜2歳半の子どもを持つ保護者のかたへ」
 ペアレンティング:子どもとの遊びを楽しむコツ(PDF:354KB)