(3)発達障害のある子どもを海外の学校に入学させるにはどうしたらよいのですか?
日本人学校や補習授業校での発達障害のあるお子さんの受け入れや入学後の支援については学校の判断により異なります。また現地の学校については、国によって制度もシステムも異なります。国によっては、障害があるこということで入国することを断られる場合もあれば、現地の子どもと同様に充実した特別支援教育を受けられる場合もあります(ただし、現地の言葉を使用することは必要になります)。現地の学校への入学については、州や県など細かく地域が分かれている場合がありますので、渡航地が決まったら、通学できる範囲でどのような学校があるか、受け入れの状況がどのようなものかを調べつつ、現地の学校を選択肢に入れた場合には、その地域の教育委員会から情報を手に入れることも必要となります。日本領事館が現地の情報を持っている場合もありますので、まず問い合わせをしてみてもよいかもしれません。海外で日本語の教育が受けられる日本人学校や補習授業校については「(1)海外にはどのような学校があるのですか?」をご覧ください。